意外とリスクの低いハイイールド債の投資信託

ハイイールド債とは、ハイイールドが高金利という意味ですから、高金利の債券を意味しています。高金利の債券は、倒産で償還不能になるリスクが高いから、金利が高いです。それでジャンク(がらくた)債とも呼ばれています。ハイイールド債は外国債券でリスクが高いから、日本の証券会社は、個人向けに販売していません。しかし何故か投資信託では、投資をすることができます。

投資信託でハイイールド債を買うメリットですが、高金利の債券だけあって金利収入が、普通の債券よりも多いです。リスクの方ですが、投資信託分散投資が出来ますから、100銘柄以上に分散してハイイールド債を購入しています。単純に1目に柄が償還不能になっても、金利収入が1%分減るだけで、外国の国債を買うよりも金利収入は高いままです。その上ハイイールド債の投資信託を運用する投資信託委託会社は、外資系でハイイールド債に詳しい人が、ファンドマネジャーをやっています。だから専門的知識で償還不能になる債券を買わないから、運用が問題なくうまくやっています。実際償還不能になった債券を組み入れて損をしたとのニュースが無いですから、ハイイールド債の投資信託は全くリスクが無い状態です。

ハイイールド債の投資信託は、高金利からの高収益で、しかもどの債券も償還不能になっていないので、人気になってよく売れています。ハイイールド債が償還不能になるのはよくあることですが、投資信託は償還不能になったハイイールド債を購入していないので、ハイイールド債の投資信託はもうリスクが無いと思われていると言っても過言ではないでしょう。ハイイールド債の投資信託を買ったら、もう普通の債券に投資をする投資信託は、馬鹿らしくて買えないです。それくらいリスクは変わらないし、収益力に差があります。外国の債券に投資をする投資信託は、為替リスクがあるから、今の低金利では投資をする価値が無いです。それで金利収入の方を得たいならば、ハイイールド債の投資信託の方を買うべきです。リスクは変わりませんし、ハイイールド債の方が高金利ですから、買うのでしたら少しでも金利の高いハイイールド債の投資信託の方です。