安全な投資信託

大事な資金を運用したいけど、安全な投資先が分からなくて、仕方なく定期預金に預けている人は、すぐに使い道が無いならば国債に切り替えた方がいいです。定期預金は、金利があまりにも低過ぎて、運用にならないです。だからすぐに使い道が無いのであれば、国債を買うことをお勧めします。ただ国債金利では物足りないと思うなら、投資信託です。

投資信託は、値下がりのリスクがあって危険だと思えますが、公社債投信という安全に運用される投資信託があります。日本の国債を中心に運用しますから、元本割れのリスクは低く、割れても少額です。そして公社債投信ですが、国債金利を上回る収益を上げます。その秘密は超長期債を組み入れることができるからです。個人が超長期債を買ったら、償還までの長い年月を持ち続けることになります。換金したいと思わなければずっと持ち続けることができますが、そうでなければ長すぎて保有していられません。換金のための売却も難しいから、個人では買えない国債です。しかしそんな超長期債でも公社債投信は保有できるから、普通より高い金利国債保有することで、個人で10年物の普通の国債を購入して保有するよりも高い運用収益をあげられます。

社債投信は名前に入っている通り、社債にも投資をしています。社債と言えばすごく危険に思えますが、投資する社債は、トヨタなどの日本を代表する企業の社債ですから、倒産して社債が償還されないということは無いので安心です。これらの社債国債よりも金利が高いから、保有すれば国債よりも金利収入が多くなります。

よく公社債投信は、信託報酬を払ってまで購入するメリットは無いと言われますが、分散投資ができる投資信託の強みを生かして、信託報酬を払ってでも国債よりも高い金利収入を実現しています。安全に運用したいけど今の債券の低金利に満足できないなら、公社債投信に投資をしてみるといいでしょう。少しは収益を増やすことができます。