投資信託の探し方

買いたい投資信託を探すのは、すごく難しい状態になっています。何故なら投資信託は、今では千を超える本数が販売されています。千を超える本数も販売されているなら、買いたい投資信託が必ずあるでしょう。ただそれを一個一個調べていくのは大変です。それで活用するのは検索機能です。ネット証券では、投資信託を探す検索機能が付いていて、検索条件を入力するだけで、検索条件に合うものを選別して抽出してくれます。

検索条件として手数料有りか手数料無し、分配金が毎月か年1回かとそういう条件で検索して、買いたい投資信託を絞っていきます。他にも細かい条件がありますが、条件が分かりにくい物の場合は、項目にチェックをしないで利用すればいいです。条件が少ないと抽出される投資信託が多くなりますから、条件を多くすると抽出される投資信託が少なくなって探しやすくなります。ただ条件を多くしていい投資信託を見落とすことになるかもしれませんから、条件は必須の場合だけにした方がいいかも知れません。

条件で投資信託を絞っても、条件によってはまだたくさんの投資信託が出てきます。それでそこからさらに絞る方法として長期的な運用成績を調べます。短期的な値上がり値下がりは、たまたまその年はそうなっただけでかも知れません。だから長期的な運用成績で判断します。長期になればなるほど、いろんな相場変動がありながら、この成績を維持していると分かりますから、判断しやすいし安心出来ます。成績の見方ですが、トータルリターンで判断すべきです。毎月分配型は毎月分配金を出す為、どうしても基準価額が他の投資信託より値上がりしません。しかし毎月の分配金を足したトータルリターンなら、毎月分配型でも他の投資信託より優れた運用成績を出しているのが分かります。

投資信託を選んで買うならば、運用成績の良いのが一番ですから、最初からトータルリターンで検索した方がいいかも知れません。最近はひふみ投信とかが日本中小型株の投信のデファクトスダンダートになってる感もあって、あまり迷うような必要もないですし。

ひふみ投信に預けておけばまぁいいんじゃないかという誘惑 | kabueye blog

ひふみ投信以上に上手くやるためには、より多くのリスクを取らないといけないだろうし、銘柄分析・監視に必要な時間もかかります。まぁ株式市場にプレイヤーとして参加する分には楽しいんですけどねぇ。費用対効果だけを考えると、もう丸投げしてしまっていいんじゃないかという考えも頭にあります。