投資信託の専門家の言うことを信じてはいけない

競馬の予想とかは、どの馬券を買えば当たるかを予想して、人に勧める予想屋が必ず居ます。雑誌とか競馬の予想会社の広告とかが載っている場合があります。しかしそういうのを信じて成功した人は居ないように、予想なんて簡単に当たるわけも無く、誰もが「じゃあお前が買えば!」と言って相手にしません。投資の世界も株式の予想をする人が多く居て、当たったり外れたりを繰り返しています。いつも一生懸命調べていても、いつも的中するわけでもないことをただ証明しています。

株の方は短期だから、すぐ予想が外れたのが分かりますが、長期の場合だったら、すぐには結果が出ません。だから詐欺師にはすごく都合のいい世界です。結果が出るまで10年かかるなら10年騙し通せます。しかも10年前のことなど誰も覚えていないし、覚えていても投資は自己責任と撥ね付けてお終いです。投資は自己責任という免罪符があるから、詐欺師は好き放題できます。投資信託は長期投資向けの商品だから、予想が外れても長期投資だと言いくるめられますから、実に騙しやすいです。

投資信託は、知識があってもっともらしいことを言えれば、誰でも専門家に成れます。予想は長期投資ですから、結果が出るまで素人ぶりがばれません。だから株の何倍もの投資信託の専門家が居ます。中には真面目に努力して調べている人も居ますが、そこは才能の問題でして、当てられない人は当てられないです。マネー情報誌によく投資信託の特集があって、自称専門家達が色々お勧めしていますが、競馬の予想レベルで、お前が買えばと言いたくなります。こういう専門家の人達は本気で投資をする気が無いから、すでに買われて上がってしまったものばかりをお勧めしています。

本当に儲けたいのでしたら、こういう自称専門家の推奨しているのを避けて、これから注目を浴びそうな物を探して買うことです。一度にたくさん買わないで少しずつ買いながら、大きく値上がりするのを待つだけです。予想はすぐに当たらないけど、長く持っていればいつかは当たります。中身の良い物を安い時に買うのが投資信託の投資方法ですから、誰かの言うことに振り回されずに良い物を差はして買うようにしましょう。